皆さんお久しぶりです!お得情報大好きマンの長谷川です。
この度、損害保険事業部でこちらのコラムを書かせてもらうことになりまして、農業とは全く関係ありませんが、今回は近年値上がりが続いている火災保険を安く加入する方法をお伝えしたいと思います!
実は私、前社では元不動産会社の役員をやっておりましたので、不動産側の立ち回りと賃借人の立ち回りの両方の解説ができます。それでは、他の記事では読めないお得なコラムをお楽しみください。
持ち家の方も必見!火災保険をお安くする方法
まず初めによくネットで書かれているで火災保険をお安くする方法をご紹介します。
(ある程度保険の知識がある方は飛ばして読んでください。)

1. 複数の保険会社を比較する
やはり同じ保証内容でもネット保険の方がお安くなります。
ネット保険との3メガ損保の比較については別のコラムで詳しくお伝えする予定です。
2. 必要な補償内容を見直す
本当に必要な特約や補償は加入するお客様よって変わります。
こちらは後ほど解説します。
3. 自己負担額を設定する
自己負担額(免責金額)を高く設定すると、保険料が安くなることがあります。
こちらは大して金額の差は出ませんので検討しなくても良いかと思います。
4. 防災対策を講じる
火災に対する各種対策(消火器の設置、スプリンクラーの導入など)を行うことで、保険料が割引される場合があります。こちらは主に法人の火災保険で使える割引です。
個人のお客様は戸建を省令準耐火構造で建てたり、地震対策で耐震等級3級の建物にする事で地震保険を50%も安くする事ができます。
5.なるべく長期契約にして一括払にする
火災保険は毎年高くなっていますので、毎年更新すると同じ補償内容でも高くなります。
昔はローンに合わせて35年の長期契約ができたのですが、現在は個人、法人ともに最長5年契約となります。5年契約にする事で5年間は保険料が固定されます。
一括払いがお得ですが、長期年払いや長期月払いがも可能ですので1年更新にするぐらいなら長期契約にしておきましょう。
賃貸住みの方必見!火災保険をお安くする方法
多くのコラムではここまでの内容までしか書かれていませんが、この先は賃貸住みの人が圧倒的に保険料をお安くできる方法をご紹介します。
まず、賃貸でお部屋を借りる際は
1.SUUMOやat homeなどで物件を探し
2.内見後に仮申込
3.審査が完了
4.本契約
5.鍵受取後に居住 という流れです。
この4.本契約の前に不動産屋から「初期費用を振り込んでおいて下さい。」と言われると思います。
その火災保険、高くありませんか?補償内容など相談して決めてますか?
そもそも初期費用が高い!って話ですが、そこも安くする裏ワザもありますので、もし要望があれば「お問い合わせ」にお声を下さい。ご要望があれば保険とは関係ありませんが頑張ってそのコラムも書きます。笑
1.火災保険は自分で加入する
本題に戻ります。賃貸の火災保険は不動産屋(管理会社)が手厚いプランに勝手に決めてその保険料を初期費用に含めて請求しているのです。安くする方法は、3.審査が完了し、不動産屋から連絡がきた際、『火災保険は自分で加入します』とお伝えする事です。
自分で加入する事で賃貸の火災保険は半額ぐらいに抑える事が可能です。(見積依頼お待ちしてます!)
では、自分で加入する際にはどのような補償内容にすればいいのか?
これは前半の持ち家の方向けにご説明した“②必要な補償内容を見直す”とほぼ同様の説明になります。火災保険とは大きく2つに分けると建物の補償と家財の補償です。地震保険はその2つを地震の際に補償するかしないかだけです。
2.必要な補償額を想定する
賃貸の方は建物をお借りしてるので、建物の補償を賠償の補償と考えてください。
例えば「賃貸の部屋が火災で全焼した」とします。その際、部屋の中にあった服や家具、家電等を新たに調達する際に必要な金額を家財の保険金額に設定すれば良いです。
最低限のプランだと賃貸一人暮らしで家財50万、借家人賠償保険を付帯して2年で8千円程度で加入できます。不動産の手厚いプランだと2,3万かかりますよね。どんな時、なんの補償がされるのか?自分で理解して必要な補償に加入できるようプロに相談して加入する事をオススメいたします。

3.指定された火災保険に加入する必要はない
『火災保険は自分で加入します』と不動産屋にお伝えしても稀に管理会社からお断りされるケースがあります。『うちではやってません』とか『指定の火災保険でなければいけないです』と言われ断られた場合、その不動産屋は圧力募集や独占禁止法に抵触する可能性があります。
不動産屋の皆さんは『物件オーナーが保険会社を統一したいとの要望ありますので〜』と賃借人へお断りしましょうね。そうお伝えする事で、違法行為にはなりません。
賃借人の皆さんはそれを言われてしまうと、残念ながら管理会社指定の火災保険に加入するしかありません。(私なら別の物件にしたいなと思ってしまいますが…)
ただし、賃貸借契約と火災保険はほとんどの場合は2年契約となっております。2年後に賃貸借契約を更新する場合は、もうその物件に住んでいるのですから、火災保険は更新せず、自分で加入する旨をお伝えしましょう。そうすれば、自分の必要としている補償だけ加入して、かなりお安くする事ができます。
いかがでしたか?
管理会社とは良好な関係を築きつつ、賃貸の火災保険をお安くできるよう上手く立ち回ってくださいね。少しでも気になったことやご意見あれば「保険専用お問い合わせフォーム」よりお問い合わせくださいませ。
では、次回は自動車保険に関するお得コラムを予定してますので、是非お楽しみにお待ちください。