その細い葉、今抜いていい?ニラによく似た芽の正体は

一見するとニラのように感じてしまうこの細い葉。どんな植物かご存知ですか?
庭や畑にいつの間にか生えていて、抜くか残すか迷う存在です。
実はこの芽、見た目だけで判断すると間違えやすい植物です。
正解発表|この草は野菜?それとも雑草?
正解は「ノビル(野蒜)」でした。
ノビルは山奥ではなく、人の暮らしのすぐそばに生える植物で、食用として根強い人気のある野菜です。ミョウガのように味噌をつけて食べたり、刻んで薬味として用いられます。
ノビルはネギの仲間で、独特の香りと根元の小さな球根が特徴です。春先の若いノビルは食用にもなり、昔から身近な山菜として親しまれてきました。
ただし、見た目がよく似た植物も多く、誤って別の草を採ってしまう危険があります。食べられるからと安易に判断せず、香りや球根の有無を必ず確認することが大切です。

ノビルの「間違えやすい理由」
ノビルは、細く長い葉が束になって伸びる姿がニラやネギによく似ており、特に間違われやすい植物です。葉の色も鮮やかな緑で雑草らしさが少なく、「以前植えたネギの名残」だったり「野生化したニラ」と思われがちです。
地上部だけを見ると決定的な違いが分かりにくく、抜いてみるまで正体に気づかない点も、判断を迷わせる理由のひとつです。

よく似た植物に注意(スイセンとの違い)
ノビルに似た植物の中には、スイセンのように食べられないものもあります。
スイセンは花が咲いていれば簡単に違いが分かりますが、葉の形がよく似ており、芽出しの時期には見分けがつきにくいことがあります。
ノビルとスイセンのもっとも大きな違いは、スイセンは葉をちぎってもネギのような香りがしない点です。少しでも違和感を感じた場合は、無理に採らずそのままにしておく判断も大切です。
ノビルは自然に生える?
ノビルは人が植えなくても自然に生える植物です。
球根で増える多年草のため、一度根づくと毎年同じ場所から芽を出します。畑や庭以外にも、道ばたや土手・河川敷など身近な環境に自生しやすく、「勝手に生えてきた」と感じられることから雑草に間違われやすい植物です。
草刈りや耕作をしても地下の球根が残りやすいため、気づかないうちに数を増やしている場合もあります。
まとめ|ノビルは食べられるが慎重に!
ノビルはニラやネギによく似た姿をしており、庭や畑で見かけても判断に迷いやすい植物です。自然に生えることが多く、いつの間にか顔を出すため「雑草なのか野菜なのか分からない」と感じやすい存在でもあります。
若いノビルは食用になりますが、見た目が似た植物もあるため、香りや根元の球根を確認することが大切です。少しでも迷ったときは「無理に採らない判断」を大切にしましょう。
東京戸張株式会社のWEB担当。
兼業農家に生まれ、家庭菜園と米づくりの経験は20年近くとなる。
副業でミミズを育て売るというかなり特殊な父親に育てられた。
土いじりもパソコンいじりも好き。だが、この世界で最も嫌いなものはきゅうり。











