新着情報 【建設事業部 施工事例】ワイヤーネットワーク工法で巨大岩盤を固定 投稿日: 2025年9月4日2025年9月4日 tokyotobari 今年4~5月に弊社建設事業部が施工を行いました、静岡県浜松市の国道沿いに存在する巨大岩盤の固定のための「ワイヤーネットワーク工法」による施工実績について、本記事で紹介いたします。 施工の経緯、お客様の課題 本件の施工箇所は国道に面しているということもあり、地元の方々からも「こんな危険な岩盤が近くにあるなんて、とても怖い。」という声が多く上がっていました。 ワイヤーネットワーク工法について 「ワイヤーネットワーク工法」は、主に崖や斜面よりの落石を防止するために用いられる工法です。縦横と斜め方向に張ったワイヤーロープを、アンカーで岩盤などへ固定し、落石のリスクを軽減させます。 施工内容・施工期間など ◆ 施工場所 ・静岡県浜松市浜名区 国道257号沿い ◆ 施工内容 ・ワイヤーネットワーク工法による岩盤固定を目的とした施工 ◆ 施工面積 ・225㎡(高さ15cm×幅15cm) ◆ 施工期間 ・約20日間(2025年5月施工完了) 急峻な場所、断崖絶壁でも施工可能 ワイヤーネット工法であれば、どんな急峻な場所、断崖絶壁や立ち木があっても施工可能です。基本作業は人力によるもで、親綱と安全ベルト、ハーネスを使用し滑落しないよう安全に作業しています。今回の工事はオーバーハング箇所があり、親綱は人が入り込めないため、高所作業車を利用して作業しました。現場管理している立場から、安心して作業出来たと思います。 施工前後の比較 今回の施工面積は225㎡、周辺に立木が多くありましたが、無事作業を完了させることが出来ました。 施工前(施工開始初期) 施工後① 施工後② 施工後③