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【建設事業部 施工事例】現況斜面のまま法面を安定させるノンフレーム工法

昨年9~11月に弊社建設事業部が、愛知県北設楽郡の山間部において「ノンフレーム工法」による法面安定のための施工を行いましたので、本記事にてご紹介します。

施工の経緯、お客様の課題

山間部の一般民家裏法面を災害から守るため、斜面安定を目的として施工しました。
民家は整備の行き届いていない斜面に面しており、落石や土砂災害などによる被害を免れない状況でした。

施工内容・施工期間など

◆ 施工場所

・愛知県北設楽郡東栄町

◆ 施工内容

・ノンフレーム工法による法面への施工

◆ 施工面積

・計560㎡

◆ 施工期間

・約3ヶ月(2024年11月施工完了)

施工前後の比較

写真を見ていただくと、法面下の民家が危険に瀕していたことがお分かりいただけると思います。
今回の施工では民家を守るとともに、地表部に植生マットを併用して自然環境にも配慮しました。ノンフレーム工法で施工した斜面は、自然も守られているのが大きな特長です。

施工前:落石や土砂災害があれば左下の民家に被害がでてしまう。
施工後:ノンフレーム工法により斜面が安定。

現況斜面のままで施工可能

今回施工を行った「ノンフレーム工法」は、現況斜面のままで施工できる法面安定工法です。
自然を損なわず、斜面を安定させることができます。切土や法面の整形などの工程が必要なく、現況の自然斜面の土壌を活かしながら、民家を守るための施工が完了できました。