近時、温暖化をはじめとした「気候変動による落雷」が全国的に増えており、防霜ファンへの落雷の被害も増加傾向にあります。
温暖化により春先暖かくなる時期が早まると、それに伴い開花時期も早まり、作物の霜害リスクも高まることが知られています。霜害の対策として、防霜ファンを使用することは農業の現場では一般的な方法となっています。
防霜ファンは、春先などの急な冷え込みによる霜害リスクを軽減する設備装置で、主にお茶や梨・桃などの霜に弱い果樹栽培に多く使用されています。
落雷による故障が増加傾向
防霜ファンは一般的に耐久性が高く、故障は比較的少なく長期の使用が可能です。
しかし、材質が金属であることや、地表から6~8メートルの高さに設置されること、配線が長距離になるという性質から「雷に弱い」という弱点もあります。
設置時に避雷対策は行いますが、気候変動に伴い雷の発生件数自体が増加しているため、被害にあう確率が高まっているのが現状です。
また防霜ファンは主に霜の降りやすい春先に使用時期が限られるため、使用しない時期が長く被害に気付きにくいという点があります。
雷による被害は直撃の場合、設備の炎上や架線の切断といった視認できるケースが多いですが、近隣に落ちた誘導雷による被害もあり、この場合、ファンのモーターや制御盤内が破損するといった表面からでは判明しづらいケースがあります。
防霜ファンは稼働が必要となる時期になり初めて設備の破損に気が付くことが多く、その時期に修理業者への依頼も集中してしまうため、修理までには時間がかかることが多くなりがちです。結果、霜害を受けてしまう可能性が高まってしまいます。
修理に関して、被害の状態によっては防霜ファン本体の交換や架線の張り直しなど、大規模となるケースも見受けられます。そのため「事前の点検(試運転)」が何より重要となります。
使用時期にの前に点検・メンテナンスを
防霜ファンの落雷被害の対策には、使用時期の前に点検を行うことが重要です。
万が一事前点検で故障やトラブルが見つかっても、オフシーズンであれば修理もシーズン中より早くできるケースがあります。
この他、使用しないときは電源を切り制御盤内のサーモやタイマーのカプラをはずなどしておくとよいでしょう。空中にある架線を埋設する方法もありますが、費用が高額となるため、難しいケースが多いことから、上記のように破損に早めに気づき、対応するといった方法が経済的であり、かつ効果的な対策と言えるでしょう。
弊社東京戸張では、専門知識を持ったスタッフによる防霜ファンの修理やメンテナンスも承っております。
防霜ファンはなるべくオフシーズンの間に試運転を行い、異常が見られた際は下記お問い合わせ先までご相談ください。
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