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【建設事業部 施工事例】ワイヤーネットワーク工法で巨大岩盤を固定

今年4~5月に弊社建設事業部が施工を行いました、静岡県浜松市の国道沿いに存在する巨大岩盤の固定のための「ワイヤーネットワーク工法」による施工実績について、本記事で紹介いたします。

施工の経緯、お客様の課題

本件の施工箇所は国道に面しているということもあり、地元の方々からも「こんな危険な岩盤が近くにあるなんて、とても怖い。」という声が多く上がっていました。

ワイヤーネットワーク工法について

「ワイヤーネットワーク工法」は、主に崖や斜面よりの落石を防止するために用いられる工法です。縦横と斜め方向に張ったワイヤーロープを、アンカーで岩盤などへ固定し、落石のリスクを軽減させます。

施工内容・施工期間など

◆ 施工場所

・静岡県浜松市浜名区 国道257号沿い

◆ 施工内容

・ワイヤーネットワーク工法による岩盤固定を目的とした施工​

◆ 施工面積

・225㎡(高さ15cm×幅15cm)

◆ 施工期間

・約20日間(2025年5月施工完了)

急峻な場所、断崖絶壁でも施工可能

ワイヤーネット工法であれば、どんな急峻な場所、断崖絶壁や立ち木があっても施工可能です。
基本作業は人力によるもで、親綱と安全ベルト、ハーネスを使用し滑落しないよう安全に作業しています。今回の工事はオーバーハング箇所があり、親綱は人が入り込めないため、高所作業車を利用して作業しました。
現場管理している立場から、安心して作業出来たと思います。

施工前後の比較

今回の施工面積は225㎡、周辺に立木が多くありましたが、無事作業を完了させることが出来ました。

施工前(施工開始初期)
施工後①
施工後②
施工後③