新着情報 【建設事業部 施工事例】既設落石防護柵の老朽化による機能強化復旧工事 投稿日: 2025年8月6日2025年8月6日 tokyotobari 愛知県知多郡南知多町にて、弊社建設事業部が施工を行った、「S・シールド工法」を用いた落石防護柵につきまして、本記事にてご紹介します。 施工の経緯、お客様の課題 既設されている落石落石防護柵が、老朽化により本来の強度機能を維持できていないため、復旧・強化を目的として「S・シールド工法」による防護柵の施工を行いました。 S・シールド工法とは 「S・シールド工法」は、鋼管杭基礎を使用した落石防護柵の工法です。取り付けられた金具がスライドし落石の衝撃を吸収することで、ワイヤーにかかる落石のエネルギーを分散させながら、効率的に落石を防護することができます。山間部などの狭小地でも施工可能なことも大きな特長です。 施工内容・施工期間など ◆ 施工場所 ・愛知県知多郡南知多町 ◆ 施工内容 ・S・シールド工法による施工 ◆ 施工面積 ・延長:L=86.9m 高さ:H=3.0m ◆ 施工期間 ・約3ヵ月間 人力による運搬・施工が可能 S・シールド工法では、材料は軽量なため、人力による運搬・施工が可能です。また、落石を捕捉する主要部材ワイヤー・金網等の補修作業が容易に施工可能です。現場条件により景観の保全を要する場合、タフコーティッド製品(ダークブラウン)への変更も可能です。 景観保全を目的としたダークブラウンの製品も 施工前後の比較 今回の施工では86.9mに渡る広範囲に対し、S・シールド工法による落石防護のための施工を行いました。 【施工箇所①】作業前 【施工箇所①】作業後 【施工箇所②】作業前 【施工箇所②】作業後