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【建設事業部 施工事例】既設落石防護柵の老朽化による機能強化復旧工事

愛知県知多郡南知多町にて、弊社建設事業部が施工を行った、「S・シールド工法」を用いた落石防護柵につきまして、本記事にてご紹介します。

施工の経緯、お客様の課題

既設されている落石落石防護柵が、老朽化により本来の強度機能を維持できていないため、復旧・強化を目的として「S・シールド工法」による防護柵の施工を行いました。

S・シールド工法とは

「S・シールド工法」は、鋼管杭基礎を使用した落石防護柵の工法です。取り付けられた金具がスライドし落石の衝撃を吸収することで、ワイヤーにかかる落石のエネルギーを分散させながら、効率的に落石を防護することができます。
山間部などの狭小地でも施工可能なことも大きな特長です。

施工内容・施工期間など

◆ 施工場所

・愛知県知多郡南知多町

◆ 施工内容

・S・シールド工法による施工

◆ 施工面積

・延長:L=86.9m 高さ:H=3.0m

◆ 施工期間

・約3ヵ月間

人力による運搬・施工が可能

S・シールド工法では、材料は軽量なため、人力による運搬・施工が可能です。また、落石を捕捉する主要部材ワイヤー・金網等の補修作業が容易に施工可能です。
現場条件により景観の保全を要する場合、タフコーティッド製品(ダークブラウン)への変更も可能です。

景観保全を目的としたダークブラウンの製品も

施工前後の比較

今回の施工では86.9mに渡る広範囲に対し、S・シールド工法による落石防護のための施工を行いました。

【施工箇所①】作業前
【施工箇所①】作業後
【施工箇所②】作業前
【施工箇所②】作業後