■最終更新日:2026.2.24
果樹棚施工|二段棚による後付けできる防鳥対策
近年、鳥による果樹の食害が増加しており、防鳥網をはじめとする農資材を取扱う弊社にも多く問合せが届いています。中でも「既存の果樹棚に防鳥ネットを取り付けられないか?」のような、棚への拡張工事に関する相談が目立ってきております。
本記事では果樹棚と、果樹棚における鳥害や獣害などの対策となる「二段棚」についてご紹介していきたいと思います。
果樹棚とは?
果樹棚とは、ブドウやナシなどの果樹の栽培において、枝や果実を支え倒伏を防止する、採光性・通気性を高めるなど、品質の高い果樹の育生に欠かせない施設です。
栽培や管理のための作業効率を高めるとともに、落果や枝折れなどによる果樹の損失を防ぎます。
果樹棚における防鳥対策の需要が高まる
近年問い合わせが非常に多いのが、果樹棚へ防鳥網を取り付けるための補強工事に関する内容です。
というのも東京や大阪などの都市部を中心に、農作物への鳥害が増加傾向にあります。
年々、人里に鳥や動物がおり作物に出す被害されていますが、森などの自然環境での動物たちの食料が減少ししているというだけでなく、人間のつくる作物は自然界にあるものより美味しいだけでなく栄養価も高いため、鳥獣にとっては狙いたくなるエサでもあります。
こういった要素から、果樹は特に鳥類に襲われやすいというだけでなく、果樹へ巣をつくられてしまうことも多く、防鳥機能のない、または破損してしまった果樹棚への、防鳥網設置のニーズが高まっています。
注目される二段棚
果樹棚へ防鳥設備を取り付けるために、特に注目されているのが「二段棚」です。
二段棚はその名の通り、通常の果樹棚が上下の二つの段になっている特殊な果樹棚です。

二段棚とは?上段・下段の役割
果樹棚における二段棚について簡単に説明したいと思います。
高低差のある二つの棚をつくり、上段の棚に防鳥網や多目的防災網を設置し、下段の棚に果樹の枝を支えたり誘引を行わせるなど通常の果樹棚の機能を持たせます。
【二段棚の役割】
上段:防鳥網や防風網、多目的防災網などの展張
下段:果樹を支える(一般的な果樹棚の機能)

二段棚のメリット
二段棚を使用するメリットには次のようなものがあります。
■省スペースで設置可能
二段棚は、果樹棚の周囲にフェンスなどの施設を作ることに比べ、省スペースで設置できます。
棚の上にもう一段棚を作るため、ベースとなる果樹棚とほぼ同じ面積でのネットの展張が可能です。
■耐久性に優れる
一段の果樹棚にネット展張するタイプの棚の場合、ひとつの棚に、作物とネットふたつの荷重がかかりますしかし、二段棚であれば、上段・下段でそれぞれ役割を持たせられるため、一つの階層にかかる負荷が少なく、耐久性に優れます。
■後付けができる
二段棚は、現状の果樹棚に影響することなく、上段部分の後付けが可能です。
下段と上段は隔離されており接触していないため、上段部分だけを後から足すこともできるです。
もちろん現在の圃場に合うかといった条件はありますが、上段部分を後付けし既存の棚へ防鳥設備を付与することができるのも二段棚の強みです。
※現状の棚のタイプや状態、圃場によっては後付けができない場合もあります。

まとめ
本記事では果樹棚、中でも上段・下段で役割を分担させることのできる二段棚について紹介させていただきました。
特に近年ではブドウ棚やブルーベリー棚の施工や、既存の果樹棚への防鳥設備の追加に関する問い合わせが増えてきております。
果樹棚の施工や防鳥設備、その他防風設備など、お悩み・お困りの際は、是非弊社東京戸張までご相談ください。
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