【害虫・鳥対策】牛舎を守る!サシバエネット活用術【施工事例】
牛舎の害虫対策として注目されているのが「サシバエネットの設置」です。
夏場に急増するサシバエは、牛の健康や生産性に大きな悪影響を及ぼします。
今回は、佐賀県の肥育牛舎で実施した【サシバエ・鳥の侵入対策ネット設置工事】の事例をご紹介しながら、効果的な牛舎の害虫・防鳥対策について解説します。

サシバエとは?|牛に与える被害と対策の必要性
サシバエは、牛や馬などの家畜に吸血する害虫です。刺されると、牛がストレスを感じて行動が落ち着かなくなったり、採食量が減ったり、ひどい時には貧血を起こすなど、肥育や酪農に悪影響を及ぼします。
特に気温が高い時期にはサシバエの発生数が増えるため、物理的に侵入を防ぐネットの活用が非常に効果的です。

【導入事例】肥育牛舎におけるサシバエネットの施工内容
今回施工を行ったのは、佐賀県内の肥育牛舎です。サシバエと鳥の侵入防止を目的として、以下の開口部へ防虫ネットを設置しました。
【施工概要】
・施工面積:約180㎡(10m × 18m)
・設置箇所のサイズ
◦ カーテン式(開閉可能)
└ W5.5×H4.0/W3.0×H3.0/W3.5×H3.0
◦ ビス固定(開閉不要)
└ W12.0×H4.0
■作業効率と防虫性を両立させる工夫
人や牛の通行が多い開口部は、「カーテンレール式」で簡単に開け閉めできる構造に。
一方で、人の出入りが少ない部分は「ビス固定式」でしっかりと封鎖し、防虫・防鳥性を高めました。


■鳥対策にも効果的
鳥の侵入対策も兼ねているためカーテン上部の隙間をカバーする垂らしネットを設置し、ネットのバタつき対策としてチェーンを下部に装着しています。


■ サシバエネットの特長|防虫と通気の両立
使用したのは「2×4mmの長方形目合いのラッセル網」という防虫ネットです。
・小さな害虫の侵入を防ぎながら、高い通気性を確保
・網目のズレが起きにくく、耐久性に優れる構造
・ハトメ加工・サイズオーダー可能で、現場ごとに柔軟対応
とくに牛舎のような通気性が重要な場所には最適な素材です。黒のネットを採用したことで、視界の妨げにもなりにくいのが特長です。

サシバエネットの導入メリット
✓ 薬剤を使わずに害虫対策ができる
✓ 設置後のメンテナンスが少なく、持続性が高い
✓ 牛のストレス軽減・健康管理に効果的
✓ 衛生状態の向上につながる
■ 牛舎ネット施工・販売はお任せください!
東京戸張株式会社では、サシバエネットの販売から取り付け工事までワンストップで対応しております。牛舎の規模や構造に合わせて、最適なネットの種類や設置方法をご提案いたします。
「サシバエが多くて困っている」「鳥の侵入対策も一緒にしたい」など、現場の課題にあわせてサポートいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
