【ベランダでもできる!】家庭菜園にオススメの野菜・果物3選!

【ベランダでもできる!】家庭菜園にオススメの野菜・果物3選!

【ベランダでもできる!】家庭菜園にオススメの野菜・果物3選!

物価高や円安の影響で外出する機会が少なくなり、家庭菜園に興味を持っているという方も多いのではないでしょうか?どうせ育てるなら食べられる作物がいいですよね?それもなるべく美味しいもの。その上で専門的な知識がなくても上手に育つ野菜や果物が知りたい。そういった希望をお持ちの方、是非本記事を参考にしていただければと思います。
オススメしたい作物はたくさんありますが特に「ベランダでも育てられる」をテーマに3つの作物を紹介していきたいと思います。

第一位:ブルーベリー

ブルーベリーは家庭菜園で特にオススメされる果物だと思いますが、ベランダでの栽培でもやはりおススメです。ベランダでの栽培がオススメできる最大の理由は「鉢で育てることができ、大きくなり過ぎない」という点です。樹高が低く実も小さいため、広いスペースを必要としません。季節による変化を楽しめるのもブルーベーリーの魅力の一つで、果実や花だけでなく紅葉を楽しむこともできます。育成面では病気に強いことも育てやすい理由としてあげられます。

また「異常な繁殖力を持たない」というのもポイントのひとつで、計画的に育てることができます。強い繁殖力を持つ植物としては、たとえばバナナなどが例としてあげられます。今回は「ベランダでも」がテーマですが、庭などで育てる場合にも根から意図せず大量に増えてしまうといったトラブルの心配がありません。

ベランダ栽培での注意点

ブルーベリーをベランダで栽培する際、注意したい点が一点あります。それは上手に実をつけるのに受粉が必要となるという点です。必ずしも必要という訳ではありませんが、収穫量を比較すると、2種のブルーベリーを育て、互いに受粉させる方が優れていると言えます。
受粉は訪花昆虫を媒介とするのが基本ではありますが、高層階などで虫があらわれない場合は人工授粉を行いましょう。

省スペースで作れて、花も美しい!

ブルーベリーと言えば、目に良い⁉

ブルーベリーと言えば「目に良い果物」として有名です。これは「アントシアニン」と呼ばれるポリフェノールが多く含まれているためです。具体的には100gに対し200mg前後のアントシアニンを含有しており、アントシアニンは高い抗酸化作用が期待される栄養素です。
血糖値の上昇を抑え、血管の健康を維持するとされています。血行を促進し、筋肉の緊張を和らげます。目は常に見る対象に合わせピント調節を繰り返すため、周辺の筋肉が凝り固まってしまうことが少なくありません。この筋肉をほぐし眼精疲労を和らげるのがアントシアニンのはたらきというわけです。
しかし残念ながら、慢性的な眼視力低下や目に関する何かしらの病気が、ブルーベリーを食べ続けることで治癒したという論文は2025年1月現在発表されていないようです。とはいえブルーベリーが目に、というより健康にいいと言うのは紛れもない事実です。

血行を良くすることで、目の凝りをほぐす

第2位:ミニトマト

第二位はミニトマト。もはや、家庭菜園の定番と言えると思います。一年中栽培できる上に、上手に育てれば1株から200個ほど収穫できると、非常に人気の野菜です。
筆者もプランターで育てており、しかも「窓際とはいえ屋内で」です。水を控えめにすることで甘く美味しく育ちます。その時の経験からも言えることですが、ほったらかし適性が非常に高く、あまりに育てやすいと言える作物です。また収穫量を求めるとなると様々なテクニックが必要となりますが、「家庭菜園として物足りなさを感じるのではないか」という理由で2位とさせていただきました。

プランターでも栽培可能な手軽さ

トマトと言えばリコピン!

ブルーベリー同様に栄養素に触れると、ミニトマトを代表する栄養素はやはりリコピンと言えます。実はミニトマトにはトマトの約2倍ものリコピンが含まれています。
リコピンもポリフェノールと同じく、高い抗酸化作用をもつ栄養素です。その作用は主に老化防止に大きな効果があることが分かっています。またコレステロールや中性脂肪の値を改善し、肥満や糖尿病などのリスクが低下するとも発表されています。
ただし多量の摂取は禁物で、同じくミニトマトに含まれるカリウムが、下痢や吐き気、胃痙攣などを引き起こす危険性もあります。リコピンの一日の適量は15mgなので、ミニトマトで考えると10~15個程度が適量と言えます。

第3位:キュウリ(胡瓜)

家庭菜園にオススメの野菜・果物の第3位は、不本意ながら「きゅうり」と言わざるを得ません(筆者が苦手なため…)。キュウリは一株から100本とれると言われるほど育てやすく、家庭菜園の代表といえる野菜のひとつです。病害にも強く手間がかからないというのが大きな理由のひとつです。またブルーベリー・ミニトマトと同じくプランターで育成可能で大きなスペースを必要としません。
ただ、実が大きい分だけ、支柱や園芸用ネットといった簡単な農業資材が必要とはなってきます。それでも野菜・果物全般から見るときわめて育てやすく、支柱やネットへの誘引ができれば、ほぼ育成完了とも言えます。

きゅうりを育てる際の注意点としては、実は育ちきる前に必ず摘みましょう。これは実が育ち種子ができてしまうと、栄養を種子に取られ、全体の発育が悪くなってしまうためです。

ベランダでも簡単育成。きゅうりネットの使用がオススメ

きゅうりに含まれる栄養素は?

90%以上が水分であり、No.1低カロリー野菜としてギネス登録までされているきゅうりですが、実はビタミンCが豊富に含まれています。グラムあたりの含有量はトマトと比較しても遜色がなく、食物繊維も豊富なことから、美肌効果や疲労回復、便秘の解消といった効果が期待できます。
逆にきゅうりを大量に食べすぎることの欠点ですが、その水分量から「体が冷えること」と言われています。暑い夏にこそきゅうりを食べたい!という方も多いと思いますが、やはり食べ過ぎには注意しましょう。

家庭菜園にオススメの農業資材

畑での本格的な栽培ではなく家庭菜園へ向けた、小サイズの農業用ネットが販売されています。たとえば、きゅうりを育てる際につるの誘引を簡単にする「きゅうりネット」などが代表として挙げられます。家庭菜園用とはいうものの、プロ農家さんが使うものと全く同じ素材・製法でつくられており、使いやすさも強度も申し分ありません。
また、家庭菜園で上手に実れば実るほど、それを狙う生物も多く現れます。トマトやキュウリのような夏野菜は、カラスなど鳥類が喜んで食べます。こういった鳥を防ぐための「防鳥ネット」も、家庭菜園用のものが取り扱われており、ベランダでの育成にも非常に効果的です。

このように家庭菜園向けのサイズのものは、主に「DIYシリーズ」と呼ばれており、初めて家庭菜園を行う方にとっても強い味方になると思います。家庭菜園・ベランダ菜園デビューの際には、是非購入をご検討ください。

製品名

DIY-防鳥ネット

高性能な防鳥網を家庭菜園用にカスタマイズした、DIY向けの防鳥ネットです。

商品の詳細情報

製品名

DIYきゅうりネット

大規模農園でも使われるつるもの育成用ネットを、家庭菜園用にカスタマイズ。

商品の詳細情報

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