【2025年夏】絶対に損できない果物狩りが、そこにはある
7月、8月、世間は夏休み真っ最中です。
この長い夏休み、筆者も人の親として、普段しない体験を子供にさせてあげたいと考えています……考えてはいるのです。
夏と言えば山や海。それもよいのですが果物狩りもこの時期大きな魅力です。しかし何をするにしてもついて回るのがお金であり、「果物狩りって割高だからなぁ」の一言にグゥの音も出ません。
本記事では金銭面に主眼を置き、果物狩りにオススメの果物を紹介したいと思います。
「美味しい果物を食べられるなら料金はいとわない」という方は、本記事は一切の躊躇なくスルーしていただくのがおオススメです。
絶対に損できない果物狩りがそこにはある…そう、金銭的な意味でも!

なぜ果物狩りは割高なのか?
なぜ果物狩りは割高なのか?この疑問に答えを出すためには前提を見直す必要があります。
そもそも果物狩りとは割高なのでしょうか?確かに「ただ果物を買って食べる」ことに対して果物狩りは割高かもしれません。しかし果物狩りの魅力はそれ以外にもあります。
■果物狩りは体験型のレジャー!
果物狩りは単なる「果物を食べる行為」ではなく「体験型のレジャー」と言えます。
アトラクションやアクティビティの場として整備・提供されているため、単純な販売価格より高くても当然だと言えると思います。
遊園地・テーマパークなどのレストランの価格を想像するとイメージしやすいかも知れません。
■新鮮な果物を食べる贅沢体験!
収穫したての果物はスーパーで売っているものより質が高く、味も格別です。同一のものであっても質が高い程、価格は高くなるのは市場の摂理とも言えます。
果物狩りは、より新鮮で質の高い果物を食べる贅沢体験を購入しているのです。
■人件費や管理コストがかかる!
一方でコストの側面を見てみると、果物狩りの場を提供することはただ果物を栽培することと違い、特に「安全に観光客を迎えるための整備」や「案内する常駐スタッフ」などの人件費が必要となります。
これもスーパーでの単純な販売価格より高くなる理由のひとつと言えると思います。

果物狩り=食べ放題。そんなに食べられない…
多くの果物狩りは時間制の食べ放題となっています。果物狩りの料金が高いと感じる方の理由の多くは「食べ放題なのに量を食べられない」からではないでしょうか?そう、先にお腹がいっぱいになってしまうのです。
実は筆者も果物に限らず、焼肉の食べ放題なども避ける傾向にあります。理由は単純で元をとれるほどの量を食べることができないと感じているからです。私個人でもそうですが、家族連れとなるとさらに厳しいなと感じます。

■多く食べれない=元をとれない?
「果物狩りで得をした」と実感するためには、市販されているその果物の金額を超えるだけの量を食べる必要があります。俗に言う「元を取った」状態になれば良いわけです。
単純には果物狩り料金が2,000円だとして、2,000円でその果物を変える量を想像してみましょう。
それが抱えるほどの量となった場合、それを食べきることはできないのではないでしょうか?
また焼肉であれば豚・牛などの差や部位による変化があり、色々な味を楽しむことができます。カレーやアイス、お寿司などの別メニューが食べ放題の料金に含まれているお店も少なくありません。
しかし果物狩りでは多くの場合、食べられる果物が限られます。どんなに美味しくても「同じ味が続けば飽きてしまう」というのも量を食べることができない理由のひとつと言えると思います。
果物狩りで元を取る!オススメの果物
基本的に食べ放題形式の果物狩りで元を取るというのは少し難しく感じます。自分を含む一般成人の胃袋であれば尚のことだと思います。
それでも「元を取る」と固い決意を持たれた皆さんへ、オススメの果物を紹介します。
これは私の勝手な意見ではありますが、そもそも果物狩りを「食べ放題」と考えることが間違いだと思います。システム上は食べ放題であっても私たちのお腹は有限です。
であるならば「自分は何グラム食べられる」を知ることが第一にあり、次に「そのグラム数に対し市販の金額はいくら」。そして「その市販の金額は果物狩りの料金に対しどの程度か」という順に考えることが大切です。
■オススメは「シャインマスカット」
やっと本題になりますが、筆者が特にオススメしたいのはシャインマスカットです。
理由は単純で、市販されているシャインマスカットの価格が高いからです。小売価格が一房5,000円を超えるものを見ることもあるのではないでしょうか?一方で昨年(2024年)のデータではありますが、約一時間のシャインマスカット食べ放題が1,700円で提供される農園様も存在します。1,700円と言わずとも2,000円台であるケースは少なくありません。
この料金で摘みたてのシャインマスカットを一房食べきった時、「果物狩りって割高だからなぁ」と感じていたあなたの心はきっと満たされると思います。
何故なら市販される価格と同等かそれ以下の料金で、より質の高いシャインマスカットを口にすることに成功したからです。

参考:じゃらんニュース「シャインマスカット狩りができる農園6選!ぶどう食べ放題など」
https://www.jalan.net/news/article/668995/
■果物の価格と果物狩りの料金
じゃあ重量当たりの果物の価格が高ければいいの?と思われるかも知れませんが、本記事ではそれで大正解とさせていただきます。「どの果物が好き、食べたい」は一旦置いておきましょう。
回転寿司の握りは1皿(2貫)がお米だけで約50g、10皿程度食べる人であれば500g以上を平均的に食べていることになります。自分がどの程度の量を食べ、いくらくらいに相当するのかを考えてみましょう。
果物 | 果物狩り料金(1時間程度) | 市販価格(500gあたり) |
---|---|---|
シャインマスカット | 1,700円~3,500円 | 2,500~5,000円 |
桃 | 1,500円~2,500円 | 1500円~2,500円 |
梨 | 1,100円~2,400円 | 1,000円~1,500円 |
ブルーベリー | 1,500円~2,500円 | 1,000円~2,000円 |
いちご | 2,500円~4,000円 | 2,000円~5,000円 |
事前調査が何より重要
この記事へたどり着いた皆さんであれば何ら心配する必要はないかと思いますが、果物狩りに限らず現代社会で損をしないために最も重要な力は「検索力」だと言われています。
昔では考えにくいことですが、スマートフォンの持ち込みを可とする試験というのも現代ではかなり増えてきました。比較するための情報や資料を操作次第で簡単に手に入れることができるのがインターネットの非常に優れた点だと言えると思います。
価格に限らず既に農園を訪れた方のレビューを読むことも、レジャーの計画を練る大きな手助けになると思います。

「値段が食べ物の全てではない。」「美味しいものは値段以上の価値がある。」筆者もそのことに何の異論もありません。究極的には食べたいものを食べるのが一番満たされる気さえします。
それでも値段が「満足度を決定する大きな要因である」ことに間違いはありません。
この記事も参考の1つととらえ、さまざまな果物狩りを比較検討していただければと思います。最後に繰り返しになりますが、筆者のオススメはやはり「シャインマスカット」です。