【導入事例】防風林の悩みを解決!防風施設への切り替えで省力化
農地を台風や季節風から守るために活用されてきた防風林。風を分散させ、農作物への被害を軽減する役割を果たします。しかし、近年では 人手不足 や 大規模農地の管理負担 などの課題から、「よりメンテナンスしやすい防風対策」を求める声が増えています。
そこで注目されているのが、弊社の自立式防風施設「自立くん」 です。「自立くん」は、防風林や一般的な防風施設に比べて省スペースで設置 でき、鳥や害虫の発生リスクもありません。さらに、40m/sの強風に耐える強度 を持ちつつ、メンテナンスの手間を大幅に軽減できるのが特長です。
実際にはどんな手順で設置できるのか、どのような見た目になるのか…?
本記事では、「自立くん」を導入した施工事例をご紹介します!
<自立くんについての詳しい記事>
https://tokyotobari.co.jp/tobari-net/2025/02/05/post-937/
販売製品について
■販売製品
自立くん(自立式防風施設)材工一式
■対応作物
ナシ、モモ、レモン、ブドウ、イチジク、リンゴなど果樹全般

自立君の特徴
■ 「自立くん」の最大の特徴
「自立くん」は、独自の“人間大”とも言える大きなロケットアンカーを地面に打ち込むことで自立する防風施設です。
この仕組みにより、一般的な防風施設に必要な「コンクリート基礎工事」や「控え柱」が不要となり、省スペースでも高い強度を確保できます。

■ メンテナンスのしやすさ
・ネットの交換だけで対応できるため、技術や大きな力は不要
・ネットは数年の耐用があり、メンテナンス頻度が少ない

設置者様と導入の経緯
■ 設置者様
寺畑農園様(山口県下関市)
設立から約40年の歴史を持つ農園で、ナシやブドウを中心としたフルーツの直売や観光農園を運営されています。広大な8.7ヘクタールの敷地は、豊かな自然に囲まれています。
■ 設置場所・作物
ナシ農園
■施工期間
9日間(圃場や規模によって異なります)
■大きさ、ネットの種類
全長194m、防風ネット青 6mm目
■導入の経緯
寺畑農園様では、これまで防風林を利用して風対策を行っていました。しかし、鳥の住処になったり、虫が発生しやすいといった問題を抱えていました。特に大きな課題となっていたのが防風林の維持管理です。
【防風林の維持管理】
・定期的な剪定作業が必要で、人手も時間もかかる
・背が高いため、高所作業が危険
・従業員の高齢化が進み、省力化と安全面への配慮が必要
このような課題を解決するため、少ないメンテナンスで耐風性能を備えた「自立くん」を導入いただきました。
設置した自立君
控え柱がないため、通路や圃場を圧迫せずに設置できます。
また、コンクリート打設が不要で掘り起こすスペースも小さいため、既存の果樹の根を傷つけにくいのも魅力です。



防風林から自立くんへ───メンテナンスが格段にラクに!
防風林を「自立くん」に切り替えたことで、定期的な剪定が不要になり、メンテナンスは防風ネットの破損時の交換作業程度になりました。さらに、鳥の住み着きや虫の発生も抑えられ、より快適な環境が実現しています。
メンテナンスが簡単な設計
「自立くん」は防風ネットを柱ごとに取り付けているため、破損が発生してもその部分のネットを交換するだけでOK。全体を張り替える必要がなく、修繕の手間が大幅に削減されます。さらに、防風ネットと地面の間に適度なスペースがあるため、草刈りもしやすく、長期的に維持管理しやすい構造になっています。
短期間で設置完了!
施工はコンクリート基礎を必要とせず、養生期間なしでスピーディーに進められます。控え柱が不要なため、狭いスペースでも設置可能。本案件でも約200mの防風施設をわずか9日で設置完了しました。
防風についてのお悩みは環境によってさまざまです。東京戸張では、担当者が圃場に合わせて適切な施設の形をご提案いたします。
風や虫の被害でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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