【きゅうりネット】アーチパイプでの張り方を解説!

【きゅうりネット】アーチパイプでの張り方を解説!

【きゅうりネット】アーチパイプでの張り方を解説!

4月になると寒さも和らぎ夏野菜の苗植えの季節を迎えます。この時期、意外と問合せが多いのが「アーチパイプ」を使ったきゅうりネットの展張方法です。きゅうりネットは地面に対し垂直に並べて立てた支柱間を結ぶ方法が多くの畑で見られますが、アーチパイプを用いた展張も、支柱の安定度が高く同じように人気があります。今回はアーチパイプを使ったきゅうりネットの張り方についてご紹介したいと思います。

アーチパイプに張られたきゅうりネット

アーチパイプについて

アーチパイプとは?

アーチパイプとは上部が半円形になったパイプ支柱です。いくつかのアーチパイプを並べてつなぎ合わせると、ちょうどトンネルのような形状になります。このトンネルを囲うようにネットを張るというのが、つる性野菜の栽培時の園芸ネットの人気の展張方法のひとつとなっています。

繋げるとトンネルのような構造に

アーチパイプはどこで購入できる?

アーチパイプは全国のホームセンターで購入が可能です。アーチパイプ自体は組み立てるとかなり大きいものになりますが、分割された状態で販売されており持ち運びも不便ではありません。また、一般の農業用支柱に取り付けが可能な、いわゆる天井部だけの「ジョイントパイプ」というものも販売されています。お近くのホームセンターなどで探してみてください。

きゅうりネットはどこで購入できる?

きゅうりネットも同じく全国のホームセンターで購入が可能です。弊社東京戸張では大規模園芸用のものから家庭菜園向けのDIYきゅうりネットなど、さまざまなニーズに沿った園芸用ネットを販売しており、もちろんアーチパイプへの取り付けも可能な商品となります。興味がございましたら是非お問い合わせいただければと思います。

ネットを張る前に!他に準備が必要なもの

いざネットを張る前に、アーチパイプ以外に必要となるものを準備しましょう。特別なものではありませんので、手持ちがない場合は合わせてホームセンターを探していただくと良いと思います。

■展張に必要なもの
・アーチパイプ同士をつなげる直線状の棒(パイプ)
・棒をアーチパイプに括り付けるための紐
・きゅうりネットを張るための張り糸(ロープやハウスバンド)

アーチパイプへのきゅうりネットの張り方

さて、ここからが本題。アーチパイプへのきゅうりネットの張り方について順を追って説明して行きたいと思います。「きゅうりネットの」としておりますが、他の園芸用ネットも同様の方法でアーチパイプへの展張が可能です。

1.アーチパイプを等間隔で地面に刺す

まずはアーチパイプを地面に刺していきます。パイプが分割されているものは結合しひとつのアーチを作ってから、等間隔で刺していきます。通常、アーチパイプの先端は地面に刺さりやすいよう、尖っていたり細くなったりしていると思います。抜けてしまうことがないようにしっかりと刺していきましょう。

強度を安定させるためにもなるべく等間隔で!

2.アーチパイプを結合する

等間隔に刺したアーチパイプを、棒状のパイプなどで連結させます。連結させることでパイプが互いに支え合い、横に対しての力に非常に強くなります。連結させるパイプは各アーチパイプへしっかりと結び外れないようにしましょう。完成するとトンネルのような見た目になると思います。

倒れないように棒で接続!

3.きゅうりネットを片方の脚にとりつける

ここからはいよいよ、きゅうりネットの取り付け(展張)になります。まずは片方の脚にきゅうりネットを取り付けていきます。手順として、まずきゅうりネットの耳糸に張り糸を通します。きゅうりネットの耳糸は色が変わっている部分なのですぐにわかると思います。ネットを広げる前にまとめて張り糸を通してしまいましょう。張り糸が耳糸の輪の中をくぐったら、張り糸の両端をアーチパイプの脚へ取り付けます。

ネットの端っこの緑色部分が「耳糸」です

4.ネットをアーチパイプの上側を通し、反対側の脚へ結ぶ

脚に取りついているロープをアーチパイプの上を通し、反対側の脚へ結びます。先ほどと同様に、きゅうりネットの反対側の耳糸に張り糸を通しておき、その両端を逆側の脚へと結んでいきます。トンネルに外壁をつける作業だとイメージすると非常に分かりやすいと思います。

逆側に回し、同じように耳糸に張り糸を通し固定

5.ネットがずれないようにパイプに紐で結ぶ

先程までの作業でネットの展張はほぼ完了。締めくくりとして、ネットがずれないようにところどころパイプへと紐で縛っていきましょう。細かいルールのようなものはありませんが、パイプに40~50cmおきに結んでいくと良いと思います。これで本当に完成です。お疲れさまでした!

最後に網がずれないように、ところどころ紐で結ぶ

どうでしょう?やってみると意外と簡単だったのではないでしょうか?アーチパイプを使って作物を育てると、作物の通風や採光を高めるだけでなく、見た目も非常にオシャレになると思います!

通常の支柱(棒状)へのきゅうりネットの張り方

アーチパイプを使わない、棒状の支柱へのきゅうりネットの展張方法につきましては、以下の動画が参考になると思います。必要な準備や展張手順を丁寧に解説していますので、是非ご視聴いただければと思います。

東京戸張では、きゅうりネット以外にも、なすネットや長芋ネット、トマトネット、いんげんネット、アスパラネットなど、様々な作物に対応した園芸用ネットを取り扱っております。
それぞれの野菜の実の重さなどから必要強度を計算した、丈夫で長期使用に適したコストパフォーマンスの高いネットを販売しております。
園芸用ネットのご購入をご検討されている方は、お近くの営業所、またはWEBフォームよりお問い合わせください!

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製品名

きゅうりネット

つるものの栽培、特にきゅうり栽培に特化したネットです。作物の誘引を助け、通風・採光性に優れます。

商品の詳細情報

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