サル被害対策の決定版、大型捕獲施設【地獄檻】

サル被害対策の決定版、大型捕獲施設【地獄檻】

サル被害対策の決定版、大型捕獲施設【地獄檻】

東京戸張のご紹介

東京戸張は、「農業ネットのパイオニア」として、防鳥ネット・防獣ネット・生産資材(支柱ネット・フラワーネット・防風ネット・ハウスバンド等)を製造し、長年に渡り全国のJA全農様・JA様ならびに農業資材店様へご案内しております。

また、各市町村の行政機関(農業試験場・畜産試験場・農業大学校等)へ、弊社製品のみならず、全国の農業資材・農業機器主要メーカー様の製品もご案内しており、共同開発により生み出された新たな製品を世に送り出すお手伝いも行っております。

また、実際の生産現場へ伺い、生産者様からの生の声を聞き、新たな製品開発及びサービスに結び付ける行動を日々実践しております。

今回、ご紹介させていただく獣害対策用管理捕獲施設(サル大型捕獲施設)も、このような取り組みの中から生まれた製品の一つです。

「特許取得」の高い技術力!

昨今、有害鳥獣被害の発生が全国で多発しております。とくに猿による被害は農作物だけに留まらず人的被害にも拡大しており、大きな社会問題となっております。
東京戸張の獣害対策用管理捕獲施設(サル大型捕獲施設)は、従来の箱罠捕獲や猟銃による単頭捕獲とは異なり、群れの多頭捕獲を実現しました。

実は、弊社の大型捕獲施設の仕組みは非常に単純なもので、通称「地獄檻」とも呼ばれています。その構造は上から入って出られない・・ただそれだけです。なぜ、それでサルを捕獲できるのか?なぜ逃げられないのか?

東京戸張の大型捕獲施設は、猿が不安を覚えにくく、侵入することへの心的ハードルを下げた捕獲施設でありながら、脱出しにくい仕様となっております。一見すると矛盾する二つの事柄を高次元のバランスで実現することに成功しました。そこには、弊社が開発した「乗り越え防止柵」(特許№4898580)が一役買っています。

2021年9月現在、全国に200基以上を設置、100頭以上の捕獲実績を上げている捕獲施設もあり、地域の猿被害減少の一端を担いました。

また、通信機器等の精密機器を利用しないアナログな仕様であるため、山間部等の電波が届きにくいエリアへの設置も可能であり、鳥獣被害が多発するエリアへのピンポイント設置を実現しました。その上、設置後は通信費等の固定経費が発生しないため、餌の管理費用のみで運用可能です。

多くのメディアで紹介されています。

この大型のサル捕獲施設は多くのメディア(新聞・テレビ等)、農林水産省からもご紹介いただいています。

【ご紹介メディア様一例(敬称略)】
・テレビ東京「夕方サテライト」
・TBSテレビ「噂の東京マガジン」
・毎日新聞
・中日新聞
・日本農業新聞

なぜサルは農作物を狙うのか?

そもそも、猿は以前より人里離れた山深くに生息しており、人間と接触することは稀でした。しかしながら離農による耕作放棄地の増加に伴い、猿を始めとした有害鳥獣と人間との行動エリアが重なり、被害が増大しております。一度、人里に下り、栄養価の高い作物を口にした猿は、その味を覚えて人間を恐れない加害性の高い猿へと変貌します。

また、最近ニュースで報道されている町中に出没している猿も、もとは山に生息している猿の群れからはぐれた「ハグレ猿」です。そのハグレ猿を捕獲するだけでは、何の解決にもなりません。元凶である猿の群れごと捕獲し、個体数を調整する必要があります。

東京戸張の獣害対策用管理捕獲施設は、加害性の高い猿を捕獲すべく、人里近い耕作放棄地等へ設置し、人間と猿との境界線を設ける役割を果たします。

生産者様の大切な作物を守りたい

「収穫間近に一夜にして壊滅した・・、猿はカレンダーでも持っているのかなぁ・・」と、諦めの苦笑いを浮かべた生産者様の顔が今も忘れられません。

生産者の皆様が、雨の日も風の日も暑い日も寒い日も、精魂を込めて守り育てた農作物が日の目を見ることなく壊滅する。営農意欲を削ぐには十二分です。

しかし、離農に拍車を掛けている猿による農作物被害は、台風や大雨のような自然災害とは異なり、事前に適切な対策を施せば防ぐことが可能です。 諦めではなく、猿被害が多発している産地を守り、生産者の皆様が安心して営農できる環境を整え、新たな就農者を招き入れる地域づくりへの第一歩として、東京戸張の獣害対策用管理捕獲施設をご活用下さい。

大型捕獲施設が必要である理由

従来の猿対策は侵入防止と箱罠及び猟銃による単頭捕獲が中心でした。

弊社も防獣ネットを製造し、長年に渡り侵入防止対策を生産者の皆様へ勧めて参りました。

しかし、そのような提案を続けている中で、「侵入を防止しても何の解決にもならない!猿は毎年増え続け、被害も増え続ける。そもそも侵入防止を施しても猿は必ず入ってくる。1頭2頭を捕獲しても埒が明かない。それ以上に毎年猿は産まれてくる。猿を群れで捕獲する施設を開発してほしい・・・」と、生産者様の心からの叫びを聞き、表面的な行動だけでは解決に至らないことを痛感させられました。

熟考を重ねる中で原因をもとから解決するためには、群れの捕獲による個体数調整が必要不可欠であることに辿り着き、トライ&エラーを繰り返しながら東京戸張 獣害対策用管理捕獲施設の開発、リリースを実現しました。

地域の猿被害を減少させるには、多頭捕獲により増える前に減らすことが重要であり、それを実現するためには、大型捕獲施設による群れごとの捕獲が必要です。

設置場所の選定からお任せいただけます!

猿の被害に遭われたエリアへ伺い、地元住民及び生産者の皆様から情報をもとに設置場所の選定をお手伝いさせていただきます。

また、設置後についても、全国の既設捕獲施設の好事例や運用状況を定期的にお伝えし、情報を共有致します。設置後の運用については、複雑な機器の設定も必要ございません。

餌(柑橘・芋・南瓜・人参等)を入れ、草刈り等で環境さえ整えていただければ、あとは猿の群れが襲来するのを待つだけです。

以前は、「一度猿が入った捕獲施設には、二度と猿は入らない」が定説となっておりました。
しかしながら、東京戸張 獣害対策用管理捕獲施設の運用を続け、捕獲実績のデータを集めた結果、同じ捕獲施設に繰り返し猿が入ることが判明し、定説は覆されました。また、むやみに捕獲施設を移動させず、同じ場所に長期間(3年以上)設置を継続するほうが、捕獲実績が上がることも判明しました。このような運用結果や調査結果は、皆様と共有させていただきます。

尚、餌入れや草刈り等につきましては、地元の皆様へお願いする流れとなります。餌が入っていなければ、大型捕獲施設は只の大きな箱です。捕獲を成功させるには、皆様のご協力が必要不可欠となります。

生産者の皆様及び管理者、行政機関、業者(東京戸張)で力を合わせて、地域の猿被害を撲滅したいと考えております。

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